祟殺し編

俺「皆殺し編を多分、半分位まで終らせたんだが…」
シ「早いな、もうすぐ終りじゃないか」
俺「でな、今のところ裏が見えていない祟殺し編をちょっと考えてみたんだ」
シ「平行世界へ行ってしまったようだってヤツね」
俺「マズ、圭一が祭りに参加していたという話からだ」
シ「常識的に考えて、圭一の行為を悟った皆が、アリバイ工作の為に裏口を合わせたんだな」
俺「去年の悟史の事もあるから、恐らくそうだろうな。次に鉄平が帰宅してる件について」
シ「これは…、沙都子の病気の所為じゃないか?」
俺「うむ…、恐らく帰宅していないのだが、帰宅したと思い込んでいるのだろう」
シ「朝家に行っても誰も居ないわ、夕食に手を付けていないわだしな」
俺「次に死体が消えている件について」
シ「死体が歩き出したのかな?んなわけないか」
俺「誰かが持ち運んだというのが正解だろうな」
シ「もしくは、死体を埋めた場所を間違えたとか」
俺「誰かが運び去った場合は、死体の場所をどうやって知ったかが問題だな」
シ「死体も重たそうだしな…。沙都子のためだとすると、園崎の力はつかえないし…」
俺「羽入の存在を使って、皆が運んだとしても無理が…、うん?まてよ?」
シ「どうした?何か気が付いたのか?」
俺「ううむ、多分死体を移動させたのは皆だな。学校が終った後に、ゴミ山に行くと称して、死体を移動させたに違いない」
シ「でも、死体はバラバラじゃないんだろ?移動させるのに、手間がかからないか?」
俺「そこらへんの矛盾が有るか…、やっぱり場所を間違えたのかな?」